お総菜行政書士の加藤智成です。貨物運送業や旅客運送事業者さんには必置の役職である「運行管理者」の試験の申込期間がはじまりました。
紙媒体の願書は、平成28年5月20日(金) ~ 6月10日(金)まで
インターネットでの受付は、平成28年5月20日(金)午前9時 ~ 6月20日(月)午後8:00まで
になります。年に2回しかない試験です。受験願書の取り寄せや準備に手間がかかります。願書締め切り間近に慌てないように用意しましょう。
運行管理者って?
トラックの貨物事業者さんや、バスやタクシー事業者さんには、必ず必置の資格者さんのことです。詳しくは下記の国交省のホームページでどんな資格かをご確認下さい。→http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/dispatcher.html
運行管理者試験の受験申込のポイントは?
・受験料が6,000円 (紙媒体の願書は1,030円の願書代が別途必要です。)
・試験時間90分
・30問の出題に原則60%以上の正解で、全て分野で1問以上正解していて、「その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力」分野では2問以上の正解している事
これらが合格の条件です。
どんな受験資格者かによって、そろえる書類や、人によっては運行管理者試験を受験する前に「基礎講習」という講習をあらかじめ受講する事が必須の場合があります。それらについては、運行管理者試験センターのwebサイトをご確認下さいhttp://www.unkan.or.jp/index.html
年に2回しかない試験なので、受験勉強に余念がないと思いますが、願書の準備には、願書を有料で取り寄せたり、勤務先に「実務経験の証明書」を作ってもらったり、住民票を取り寄せたり、基礎講習をあらかじめ受講したりと、手間が掛かります。試験勉強と同じく願書もぬかりなく準備してくださいね。
おまかせ申請もあります
願書の準備が面倒に感じる面倒くさがり屋さんには「おまかせ申請」の制度を使って願書提出の手もあります。(2000円の手数料を受験料とは別個に払う必要が有ります)
下記サイトをご確認ください↓
http://www.unkan.or.jp/guidance/howto/pdf/28_1eaomakase.pdf
運送業に携わる方は、悩まされる運行管理者試験に運送業に関わる行政書士として、お客様の苦悩を共有するためにも、今年度の試験に受験してきます。その模様を逐次ご紹介します→http://www.tomonari-kato.com/blog/2016/09/16/333.html