お総菜行政書士の加藤智成です。LGBTについてお話しです。
マスコミなどでLGBTについて見聞きしますが、ご存じでしょうか? 「既に知っているよ」という方も、「聞いたことが無いよ」という方も、ご一緒に勉強してみませんか?
ちなみに筆者は異性愛者です。このブログでは特定の人を陥れたりする意図はありません。少しでも分かりやすく説明したいと心がけます。読んだ方を不快にさせる事が無いように説明しますが、不快に感じられた方には、先にお詫びを申し上げます。このブログを書くにあたり 遠藤まめた先生(やっぱ愛ダホ!Idaho-net.代表)が著作の書籍「先生・親のためのLGBTガイド」を参考にしました。
そして、このブログを読んで、まずは少数派の方がいるんだぁと知って下さい。当事者の方は、そうなんだぁと再確認して下さればありがたいです。
LGBTって何の略ですか?
LGBTは、4つの言葉の頭文字を指しています。
L:レズビアン(lesbian)→女性を恋愛や性愛の対象としている女性のこと
G:ゲイ(gay)→男性を恋愛や性愛の対象としている男性のこと
B:バイセクシャル(bisexual)→男女のどっちも恋愛や性愛の対象としている人のこと
T:トランスジェンダー(transgender)→生物学の区分の性別と自分が感じる性別が一致しない人のこと。
を指します。これらは代表的な枠組みを示していますが、分類するともっと細分化された形態があります。そういった総称をセクシャルマイノリティ(性的少数者)と呼びます。
LGBTやセクシャルマイノリティを理解する前に知っておきたいこと
LGBTについて知る前に性について解説したいと思います。
「性」って3つの分け方があるんです。
1番目:生物学上の性別
生物学の特徴がオスの特徴か、メスの特徴か?です。(生殖器がどちら性の臓器が備わっているかとか、性染色体がXYかXXのどちらを備わっているか?です)
2番目:性自認の性別
自分は男性と女性のどっちの性別と感じるのか?です。(感じ方の問題で、自分自身の気持ちでどちらでも無いと思うのもアリです。)
3番目:性的指向の性別
自分が恋愛感情や性的関心がどの性別に向いているのか?です。
この3つの性は、男・女のバリッと2分割では無く、下のイラスト↓のように調節ツマミみたいにグラデーションがあります。
「性自認の性」や「性的指向の性」のグラデーションは、人生の時期によって変化したり、お付き合いする相手によって変化する事があり得るのです!!
多数派の人達は、こんな感じの分け方の人達が多いと思いますが、(下のイラスト↓)
セクシャルマイノリティ(性的少数者)の方達はこれ以外の組み合わせをしています。(コレが理解されないと偏見や誤解を生むので、理解して欲しいです。)
LGBTって病気や趣味なの?
これも誤解や偏見を招く質問です!! 前述の「性の指向」や「性の自認」は病気であったり、先天的な異状や、家庭観環境が原因で決定づけられるものでは有りません。しかし、ヒトは何かしらの理由を付けたがるので、「病気なのか?」とか「素敵な異性のパートナーに巡り会ってないから同性を好きになるんだ!」とかケチみたいな誤解を招くのかな?と思います。(乱暴な例えですが、僕はショートカットの女性が好きですが、コレって病気でもないし、我が家の育った環境で決定づけられたモノでもないですね。「好きだから好き!」と似ていると思います。)例えが下手でスイマセン!!
まとめとして
まずは、LGBTについて知って下さい。知ることから、誤解や偏見は無くなると思います。
私は当事者では無いですが、多数派のヒトが少数派のヒトの事を知れば、マイノリティと呼ばれなくなるのではないかと思います。